yomemachi furusatokan

釧路が北洋船でにぎわっていた当時の古い町並みが残っています。啄木関連の展示や、歌碑もあり古い釧路を知る人にはノスタルジックなところです。しかし、寂れ感が少し寂しい。

米町は釧路市の明治期の中心地とでもいうべき場所で、釧路市内での有名な寺社はほとんどこの付近にあります。明治・大正期の米町界隈の発展ぶりと、石川啄木や当時啄木と関係があった人々のことも知ることができます。昨年お世話になったシルバー人材センターの方も今年もお会いすることができましたし、釧路の古い時代の話なども親切に教えていただけました。訪問者は、かなり少ないのが意外です。

釧路の旧市街地とでもいいましょうか、米町は明治時代～昭和前半頃は釧路の中心地だったようです。この施設は、かつての商家を改装したもので、石川啄木が釧路にしばらく投宿し多くの和歌（米町界隈で和歌の石碑がたくさんあります）を詠んだことから、啄木関連のものが多く展示してあります。無料開放しておりますが、訪れる方は少な目な感じでした。啄木の歌碑についてや釧路の街のことなどを、ボランティアの女性にとても親切・丁寧で受け答えしていただき、好きな場所の一つになりました。ありがとうございました。

趣があるちいさな建物です。畳敷きになっていて上にあがることができます。米町公園にいったらすぐ横にあるのでぜひ行ってみましょう。ここは無料ですよ

釧路発祥の地　米町にある金物店だった田村邸は釧路にある最古の木造民家で　外観はきれいに修復されているので思ったより現代的な感じですが　玄関の前のコンクリートにあいた雨だれの穴に建物の古さを感じたり、中に展示されていた多くの生活観のある品々や内部の欄間や障子の細工など　当時の生活を思い起こさせるものがたくさんありました。